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BRM423 東京600 するっと浜名湖鰻①

BRM REVIEW

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【ブルベ(仏:Brevet)】

 タイムや順位には拘らず、制限時間内での完走を認定するロングライドのサイクリン グイベント。距離ごとの制限時間は、次の通りである。

  200km:13.5時間
  300km:20時間
  400km:27時間
  600km:40時間

【SR:シューペル・ランドヌール】
 200km、300km、400km、600kmの4つの距離のBRMの認定を同一年に受けるとACP により「シューペル・ランドヌール」(SR)(フランス語。英語では「スーパーランド ナー」)に認定される。

                             *Wikipediaより

昨年、2016年SR認定取得を目標に掲げ、小田原、熱海、一国、134と【よく走る道】のエリア拡大につとめてきた。300kmまではなんとかなるかなと思っていたが400km、600kmは正直なところ完走のイメージがわかなかった。仕事柄と土地勘のある静岡県海沿いを横断し浜名湖を往復、自宅近くが出発地点となるランドヌ東京の「BRM423 東京600 するっと浜名湖鰻」でのSR認定へむけて計画を立てた。400kmに苦しみながらも、計画通り清水駅までは走った経験がある「よく知るルート」という状態でこの日を迎えることが出来た。のちに認識間違いを悟ったが、のぼりが苦手な自分としては、平坦が多い比較的楽な今回のルートでSR認定をと考えていた。前日にQシートを眺め緊張しながらも、早々に眠りにつく。 

 

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4/23 4:00 起床

作り置きのおにぎり、アミノバイタルなどしっかり朝食をとる。食卓に家族のからのメッセージカードに感謝しつつ、否応なく高まる緊張感のなかmax-kozさんと合流し受付のあるとどろきアリーナへ。初日曇り、2日目曇りのち雨という予報も、この距離では途中どうなるか怪しい。どんより曇って入るものの、気温は高めで半袖にアームカバー、半パンにレッグウォーマに反射ベストで調整しやすいウェアの選択は正解か。

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 息子はゲームでがんばるらしい。w

4/23 6:00

max-kozさんと同組でスタート。途中のPC(チェックポイント)のコンビニにも各々制限時間が決められているが、それ以外は決められたルートを走り40時間以内(4/24 22:00)に戻ってくればよい。事前に検討したのは3つのプラン。

①310km地点 浜名湖弁天島PC3到着予想 4/22 22:00~23:00

 ホテル仮眠:滞在3〜4時間

②361km地点 御前崎PC4(復路)到着予想 4/23 02:00~03:00 

   ホテル仮眠 :滞在3時間〜4時間

③ホテル仮眠なし:走り続け、眠気次第で屋外で随時仮眠

距離的にしっかり仮眠はとり、400kmの経験から23:00には睡魔が訪れることから300kmを2日間走るという形に近い①を最終的に選択。最後まで②と迷っていたが、 天候を考えると②を選択していたらDNF(途中リタイア)していたかもしれない。 

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初日は2日目の速度低下を防ぐためになるべく睡眠時間を取りたい。浜名湖22:00着を目指しはしる。出走約70名で、いつも通り中原街道は10名ほどのパックで集団走行。
数名後方よりスゴイ勢いで追い抜いていく参加者はいるものの、さすがに600kmだと無駄に速度の上げ下げせず集団も割れることなく淡々と進む。ここで川崎から一山超えて自宅かわずかのホームタウンで雨が降り出す。霧雨から小雨に。様子を見るため信号停止で慌てて、ウィンドブレーカーを着込んでジャージのぬれを防ぐ。くもり予報がいきなり外れ、小田原まで降り続いたら新幹線で帰ると心に決めていた。幸い中原街道抜ける頃には、ひとまず雨はやむ。BGM流しながら走る方やずっと二人で話し続けている方、オサレでしゃれた方などなど個性的な参加者とともに、我々はたんたんとPC1へ。

 

4/23 8:12  PC1 Daily Yamazaki 平塚北豊田店(47km)

今回はPCと通過ポイントあわせて10カ所コンビニのレシートが必要。各々無駄に5分休むとそれだけでも1時間近く消費してしまうことになる。そのため到着前に走りながらmax-kozさんとボトルの水はどっちが買うか、トイレは行きたいかなど、コンビニでの行動を打ち合わせしていた。その後も休憩不要と判断した時は、極力早いリスタートを心掛ける。

SR目標設定以来、何度通っただろう134「国府新宿」右折の小田原「新宿」左折で伊豆半島へ。135号入ってから混雑のせいか、無駄にクラクションならすお年寄りが多く辟易する。狭い道で抜けなくて邪魔だよね、ごめんね。

4/23 10:16 セブンイレブン熱海咲見町店

苦手な湯河原から熱海ヒルクライム区間をクリアし、難関熱海峠を前に水補給、トイレ休憩。ここまできて天気も回復傾向で気温が上がってくる。アームカバーもおろしただろうか。多くの観光客に対して、日本有数の観光地熱海をすり抜けていく自分、テンションは下がる。

 

熱海駅横を駆け上り来宮駅脇から始まる熱海峠アタック。一足先にmax-kozさんと輪行演習かねて敢行した「スルッと三島うなぎ」で試走している。ある程度斜度のある区間をゆっくりこなしていけば距離は5kmほどで、今回最大ののぼりでありながら個人的にはさほど嫌いじゃない。(スピードはおそいけど。)ただ、しばらくのぼりペダリングに違和感を感じはじめた。よく考えると斜度がキツい区間でやたらとお尻が下がる。サドルが動いて前上がりになってしまっていることに気付くと。1週間前にどうしても気になってサドル確度を調整したあとの締めが緩かったようだ。やむおえず停車して締め増し。600にびびって色々いじったりしてしまったわけだが、結局こんな時はいかにいつも通りのぞむことが出来るか、実行できるか、最近の言葉でいえば「ルーティン」、イチローが試合前、いつもカレーを食べるように出来るかが大事であるとつくづく感じた。熱海峠のぼりきった笹尻の交差点からはアームカバーつけ直して、一気にくだり気持ちいい。

 

4/23 11:13 通過チェック サークルK函南平井店 (108.3km)

 まだ正午前でもあり、食事はなるべくコンビニ食は避けようという方針のもと、アイスコーヒーとシュークリームで軽く補給。かなり天気は良くなっており気持ちよく三島まで下る。いつもながら復路ののぼりを考えてしまいに気が重くなる。三島からは街中の平坦区間にはいる。これまでに比べ信号が連続し、スタート&ストップでスピードが乗らない。本当に走りにくい。今回はゴール600kmが果てしなく感じて、累積走行距離は気にしないようにしていた気がする。そのかわり目の前の平坦一本道の長い箇所は毎回確認していた。一発目が富士川の橋までのほぼTT状態の約22km。400サッタ峠の復路で向かい風に苦しめられた区間。練習含めmax-kozさんとは何度も走っており、脚力差が大きい割には、走りやすくあわせてもらえ交代しながら消化出来た気がする。(このときの風の状況などは、あまり記憶にない。)ただ沼津からずっと後ろにの二人参加者がいたかな?ブルベ新参者で正解のルールは分からないけど、単純にマナーとしてぶら下がったら一度位前に出るとか、信号停車時に声掛けるとかあっても良いんじゃないかと思う。PC1までの団子のときはしょうがないと思うけど。やっぱり一緒に走ったことのない人にピッタリだまってつかれるのは長距離でもあるし、あまり走りやすいもんじゃない。富士川を超え写真を撮る為に川沿いへ外れる。黙って二人は行ってしまった。

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昼食はコンビニを避けよう話していたが、うっかり時間がかかるお店にも入れないということで、サッタ峠入り口の先にあるスマル亭でそばを食べようということになり、蒲原を抜け由比までの10kmほどを進む。蒲原を越えてからは交通量も減り、多少走りやすい。桜えびやしらすのお食事どころに心つかまれながらも、サクッと食べれるスマル亭へ向かう。由比の一本入った旧街道からサッタ峠入り口を横目に、そのまま一国横断の信号を渡り到着。 手、顔を洗ってリフレッシュ。ご丁寧に靴下まで脱いでリラックスモードで天ぷらそばを頂く。あったかい汁物はありがたい。少しゆっくりしすぎたか何名も参加者にパスされる。

ここから10数キロ興津を越え清水へ。このあたりは古い町並みから一気に開けた街が現れる。ビルの壁一面の清水エスパルスのマスコットが描かれていた。清水駅までは、前回のサッタ峠400kmできた場所。このさきは未知のルートになる。

 

4/23 14:47 PC2ファミマ清水三保店(172.4km)

すぐそばに三保の松原があるのだが、やっぱりルートを外れて観光する気持ちの余裕はなくスルー。日があるうちに宇津ノ谷峠(明治トンネル)を目指す。どうも色々出るやら、なんやらいわれてるそんなトンネルらしい。しばらく海沿い150号を静岡まで進む。そこそこ天気はよく風も向かい風ながら厳しいほどでは無かった。(このあと過酷すぎて、もうこのあたり記憶あやふや。)ただ、この11kmほども海沿い平坦TT道路で、単調かつ脚を休めることが出来ず気持ちがつらい。たまらず撮影タイム。

 

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